歌劇「みづち」よりアリア歌唱シーンを収録いたしました(第2弾)

歌劇「みづち」よりアリア歌唱シーンを収録いたしました(第2弾)

 湖上オペラ「みづち」が公演中止となったことにより、ファンの方々より公演中止を惜しむ声が多数ございましたので、前回に引き続き「みづち」より各役の美しいアリアの動画を配信致します。

 今回は群馬県はもとより、各方面で活躍中の江原実(吾嬬重藤役)・理寛寺尚子(志斐役)・三輪英(夕月姫役)・吉田早苗(夕月姫役)4名の歌唱シーンを動画配信いたします。ピアニストは多羅尾睦恵です。

動画は字幕付きでございます。どうぞご覧ください。

三輪英(ソプラノ)
夕月姫のアリア「空が淡いすみれ色に染まるころ~雪の明日は」
解説:第3幕冒頭で歌われる夕月姫のアリア。幼いころに亡くなってしまった母を想い星を見つめています。その寂しい思いを癒してくれるのは、花、鳥、風。雪の降る朝、舞い落ちる風花が髪に降りかかりまるで花のようと故郷の美しさを歌っています。

理寛寺尚子(ソプラノ)
志斐のアリア「なんと美しい黒髪でしょう」
解説:夕月姫の乳母、志斐。幼いころに母を亡くした姫を宝物のように育ててきた。毎晩姫の美しい髪を梳くのだが、その黒髪は肩を過ぎるほど長くなった。成長し美しくなった姫を喜び歌うアリア。

吉田早苗(ソプラノ)
夕月姫のアリア「君の行く道のながてに織り敷かむ」
解説:想いを寄せている小太郎が過酷な戦の旅へ向かうのを見送る夕月姫。戦地へ赴く想う人の衣に髪を織り込むと無事に帰れるという言い伝えのように、自らの黒髪もその長い道のりに敷いて小太郎の無事を願いたい。その強い想いから大切に伸ばしてきた黒髪を切り落とし自らも戦地へ行く決意をする。

江原実(バリトン)
吾嬬重藤のアリア「人の世も旅なり」
解説:黒姫に教えられ小太郎が戦いの加勢を求めた弓の名手である吾嬬重藤(夕月姫の父)。人生の旅の途中で出会った小太郎の姿を見て、この若者ならばと思いすべてを託そうと自らの決意を歌う。

今回動画配信いたしました三輪英、吉田早苗が出演致しますウィンターコンサート2021の詳細は【こちら】をご覧ください。

歌劇「みづち」アリア歌唱シーン第1弾は【こちら】からご覧いただけます。